3月のワークショップは水彩絵の具の『ぼかし、滲み』を生かして柔らかで透明感のある『春の絵』を描きました。

最初に小さな画用紙で滲みやぼかしの技法をそれぞれ実験してみました。
画用紙に染み込ませる水の分量や、水を染み込ませてから着彩をするタイミングによって色の広がり方が変わってきます。
『水が多すぎたかな?』『少し乾いてきたからもう少し水を足してみよう』など
自分なりに納得のいく表現になるように何度も試行錯誤していました。
普段は鉛筆で下書きをしてから着彩をすることが多いですが、今回は偶然にできた色や形に美しさを見出し、それを生かした表現をしてみようということで進めていきました。
自然にできた形で自分が『素敵だな』と思ったところはそのまま残し、さらに輪郭をはっきりさせたい部分には色や形をしっかり出していきました。
最後は、春のお花に集まってくる虫や、お花を見ている人などをクレヨンや色鉛筆で細かく描き足して完成させました。




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