アトリエで出来上がった作品を持って帰るときに『鞄に入れて持って帰ろうね』と声をかけても絶対に手に抱えて離さない子がいます。
「家に帰ってお父さんに見せる!」と言ってニッコリ笑顔で満足して帰る子もいます。
そんな子ども達を見るといつも『作品はその子の分身なんだなぁ』と思います。
作品を作るとき子供たちは皆、自分の好きなもの、大切なものを描こうとします。
自分の好きな色、形、
自分が大好きな動物や乗り物、お花、
自分の大切な人、お母さん、お父さんだったりします。
作品にはその子の『好き』がいっぱい反映されています。
だから作品はその子の分身、その子自身なのです。
それをいつも心において大事に丁寧に接していきたいと思います。
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