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家でも出来る!想像力を発揮できる環境作り②

前回の記事で家での環境設定について書かせてもらいました。

これから冬になってきて、家で過ごされる時間も増えると思うので、家でも楽しく絵を描いたり、物を作ったりすることができたら良いなと思います(^^)


今日は年齢別に家で揃える画材はどんなものがいいのか書いていきたいと思います。


『2~3歳児』のお絵描き


2~3歳児はまだ筆圧の弱い時期なので、できるだけ柔らかく伸びの良いクレヨンが描きやすいです。

100円ショップのクレヨンでも柔らかめのものを選べばそれでも十分だと思います。

ただ、柔らかいクレヨンは手にも付きやすく、汚れやすいので家で自由にお絵かきをさせてあげようとするとお母さんたちは管理が大変ですよね。


テーブルや床をよごしてしまったり、クレヨンのついた手で色々触られたら、家じゅう汚れてしまいます。それに2才児さんだと口に入れてしまうこともあるかもしれません。

そこでおすすめなのは蜜蝋クレヨンです。


『シュタイナー教育』でも使われている蜜蝋クレヨン



『シュトックマー社』の蜜蝋クレヨンはドイツにおける食品の基準に合わせて作られているため、誤って子供が口にしても何ら問題ないと記載されてあります。


実際使用した感じは、少し硬めではありますが色の発色が良く、艶があり、上から重ねて描くこともできる点がいいです。それに蜜蝋なので手にも付きにくい点もありがたいです。



ペンは太目の水性ペンがおすすめ!


水性ペンは伸びが良く発色も綺麗で小さな子でも描きやすい画材です。細いペンだと、まだ力加減の分からない子どもは、すぐにペン先をつぶしてしまいます。

なので、できるだけ太目のものが良いと思います。

水性ペンは子どもが間違えてフローリングやテーブルに描いてしまったとしてもメラミンスポンジなどでこすれば落ちるので後片付けのことを考えても気軽に扱える画材です。

ただカーペットや布に染み込むとなかなか落ちませんので、ご注意下さいね^_^;


『4歳~5歳頃』のお絵描き

少しずつ手先が発達してきて、ものの形が描けるようになるころです。クレヨン、ペンに加えて色鉛筆をそろえてあげるといいと思います。


ですが、まだまださほど筆圧は強くないので、初めての色鉛筆も柔らかめの色鉛筆がおすすめです。


色も12色ではなく、できればなるべく多くの色を用意してあげるといいと思います。


なぜなら、同じ赤でも明るい赤、暗い赤、オレンジがかった赤、それを区別して自分の好きな色を手にとれるようになるからです。


この時期はまだ重ねて描くことで自分の好きな色を作ることは難しいので多色の中から自分で好きな色を選べるようにしておくことで色の違いを見分けて、自分の意志で色を選べるようになります。



『6歳~7歳頃』のお絵描き

6歳から7歳頃の家でのお絵描きには、クレヨン・ペン・色鉛筆の他に

『固形の絵の具パレット』を用意する事をおすすめします(^^)

『固形の絵具パレット』というのは上の写真のように、パレットにあらかじめ入っている固まった絵具のことです。


どうして固形の絵具パレットが良いかというとお手軽だからです!


小学校で使うような学用の水彩絵の具はアトリエで使うにはとてもいいのですが、家でちょっとしたお絵描きのために用意するのは何か大変です。

チューブをパレットに出して、(その時に絵の具が手にベッタリついたり、、、)

また終わったらパレットを洗って片づけて・・・

見てるだけでちょっとドキドキしちゃいますよね。汚されないかしら、、、って。


けれど、固形のパレット絵具であれば小さな水入れと筆があれば、簡単に絵の具を使う事ができます。

筆を水につけて、固形絵の具を溶かしながら使うだけ。


片付けも水入れと筆をすすげばおしまいです。


家での画材は簡単に用意ができて後片付けも簡単!な方が良い。


ただでさえ忙しいお母さんたちです。子どものために、創作的な事をさせてあげたいと思っていても忙しい日常の中で、なかなかやらせてあげることが難しかったりするからです。


これは私の体験談なのですがσ(^_^;)


環境を整えることによって、子供達も日常的に絵を描いたり、物を作ったりする事が簡単にできて、お母さん達にも負担にならないよう、出来たら良いなぁと思います。


​記事

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